ドカ降り

練馬を出るときは雨をみじんも感じなかったけど、東京アメッシュを見ると清瀬市以北に赤いメッシュがたくさんあった。道路を半袖で往来している人たちを横目に見ながらカッパを着込んだ。暑い。で、スクーターにまたがって家路を急ぐが、新座市に入っても時折２〜３の雨粒を感じるぐらいで全く降る感じではなかった。



いつもはこの新座市あたりが境目で降り始めるのに。中間地点の志木街道の交差点から先ほどまですごい降ってましたという感じにアスファルトが濡れていた。交差点に入る前のアスファルトは全く濡れていなかったのに。志木街道を越え、柳瀬川の川縁にさしかかる頃ぽつぽつと雨を感じるようになり、その柳瀬川の橋を渡る直前にいきなりの豪雨となった。

短い橋だけど、それを渡りきるところにある鉄のつなぎ目に前輪をとられて危うくこけるところだった。右足を出して踏ん張って車体を支えられた。軽いスクーターで良かったと思った。

このつなぎ目にしてもマンホールにしても鉄の部分をむき出しにしないで上に滑り止めの何かをのせてくれればいいのに、といつも思う。コーナーの途中だろうがおかまいなしにあるマンホールは、晴れの日でさえ怖いのに雨の日は凶器。いつも通る道はある程度は覚えているが、たまに忘れがちなところのマンホールにタイヤをとられてびくっとすることがある。

で、ここからいつもの細い道を通って後悔。滝のように降る雨の中、道は川のようになってるし、窪地は水たまりじゃなく小さい池のようになっていて、自分のタイヤで巻き上げた水が目の前まで上がる。良くは見えなかったけど、タイヤは半分ぐらいは沈んでたんではないかと思う。エアクリーナーに水が入りやしないかヒヤヒヤしながら、エンジンは止まることなく無事に家に着くことができた。

こんな日は本当に走りたくはないけど、通勤手段として選んでしまったから仕方がない。天気予報を見ると「ゲリラ雷雨に注意」と、今日もそんな雰囲気の天気に鬱。