Ubuntu Server 20.04LTS に Virtualboxをインストール

Ubuntu Server 20.04 LTSにCUIでインストールする

aptのリポジトリにvirtualboxを追加する

$ sudo vi /etc/apt/sources.list.d/virtualbox.list

以下の行を追加

deb [arch=amd64] https://download.virtualbox.org/virtualbox/debian focal contrib

を追加。focal は 20.04のコード名 Focal Fossa の略称。

$ wget -q https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox_2016.asc -O- | sudo apt-key add -

Virtualboxをインストールする

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install virtualbox-6.1

インストール完了後、バージョンを確認

$ vboxmanage  --version

インストールされたバージョンに合った Extension Pack をダウンロードし、インストールする。

古いバージョンはここから
VirtualBox older builds

$ wget https://download.virtualbox.org/virtualbox/6.1.12/Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.1.12.vbox-extpack
$ sudo vboxmanage extpack install Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.1.12.vbox-extpack

仮想マシンのオートスタートの設定

/etc/default/virtualboxファイルを開き(もしくは新規作成し）、以下の記述がなければ追加する。

# AUTOSTART
VBOXAUTOSTART_DB=/etc/vbox/autostart_db
VBOXAUTOSTART_CONFIG=/etc/vbox/autostart.cfg

つづいて /etc/vbox/autostart.cfg ファイルを開き（もしくは新規作成し）、以下の記述がなければ追加する。

default_policy =allow

ユーザーごとに制御したい場合は denyにするが、特に必要がなければデフォルトで許可。

ディレクトリパーミッションを変更

$ sudo chgrp vboxusers /etc/vbox
$ sudo chmod 1775 /etc/vbox
$ sudo chmod 1775 /etc/vbox/autostart_db

ユーザーを vboxusersグループに追加する

$ sudo usermod -a -G vboxusers USERNAME

Virtualboxの設定情報にオートスタートの設定をしたディレクトリを書き込む

$ vboxmanage setproperty autostartdbpath /etc/vbox/autostart_db

オートスタートの設定はここまで。あとは仮想マシンごとにオートスタートするかどうかを設定する。