自作パソコンに入れた MacOSXは問題なく動作中。懸案の ext4でフォーマットされた HDDを Macで読めるようにする方法を模索。
まずはVirtualBoxを入れ、そこに Ubuntu (linux)を入れて 実HDDをマウントし、コピーするという方法。見つけたページを参考にやってみたが巧く行かず早々に断念。
つぎは、Macで直接 ext4を読み出す方法。MacFuseというプラットホームにプラグインを入れ、様々なファイルシステムを読むことができるというもの。ただ、すでにMacFuseというのは開発が終了しているようで、後継の OSXFuseというのが使えるという。これに ext4が読めるというプラグインext4fuseを入れればいいらしい...が、用意されているバイナリは 10.5.8用で、10.6は別途ビルドしないと行けないような雰囲気。とりあえずチャンレンジしようとMacPortsを入れたり、足りないライブラリやらパッケージやらをエラーが出るたびに入れてコンパイル環境を整えてみた。で、言われた手順でmakeしてみたが、出来上がったバイナリは機能しなかった。エラーも出ず、マウントもされない。もうお手上げ。ここまでやってこの方法は諦めた。
で、最後の手段。UbuntuのインストールCDは LiveCDにもなって、CDでお試し起動ができる。10.04以降ぐらいから HFS+のマウント、読み書きができるようで、ext4のHDDから少しずつ 160GBの OSXが入ったシステムディスクにコピーすることにした。Linuxから HFS+の書き込みを行うにはHFS+のジャーナリング機能を無効にしなければいけないという。OSXのコマンドラインから diskutil disableJournal /dev/diskxxxx というかんじで指定すればいいらしい。元に戻すには 同様に enableJournal を指定する。160GB中 100GBの空き領域を確保し、ジャーナルを切って準備完了。Ubuntuインストールディスクをセットして再起動。CDブートなので起動は時間がかかるが、お試しモードで起動ができた。
GNOMEのファイルマネージャを開き、MacHDDをクリックするとHFS+を難なくマウントした。ext4のHDDも当然問題なくマウント。500GBのHDDに入った Macbookのバックアップ(TimeMachine)は300GBぐらいのサイズなので諦めて削除。またバックアップすればいいし。これでHFS+の 100GBに収まるサイズになったので 500GB-HDDから HFS+HDDにコピー。中身は Regzaで録画した番組。コピーが終わった所でMacがわでもちゃんと読めるように chownでユーザーとグループをMac側の自分のアカウントに合わせる。そしてパーミッションをすべて変更した。データ確認のためにUbuntuを終了し OSXを立ち上げる。HFS+が読めることを確認して 500GBHDDをHFS+でフォーマット。で、ジャーナルを切ってまた Ubuntuを起動する。今度は 1TBHDDのコピー。全部は500GBに移動できないので、まずテレビ録画ディレクトリをコピー。不要な録画データを削れば1TBHDDに残ったやつも移動できるはずであると。
OSXに戻って、コピーした元500GBと1TBの録画ディレクトリをそれぞれsamba共有にして RegzaからLAN-HDDとして認識させるようにした。1階に行って今度はRegzaの設定。LAN-HDDとしては問題なく認識した。再生ができるか試すと、一部「再生できません」と...。二階に戻るのが面倒なので Macbookで SSH接続をしてファイルの状態を色々調べる。と、多分再生できないというファイルはパーミッションが違う様子。なぜ一部だけパーミッションが変わってしまうのか不明である。sudoを使っても変更出来なかった。ネットで色々調べてみると、どうやら通常のパーミッション以外に特殊なファイルフラグというものがある模様。lsコマンドで -O をつけるとわかるという。やってみると uchgとか opaqueとか nodumpというフラグが付いているものがある。これが付いているものはsudoを使ってもchmodが出来なかった。このフラグ類は chflagsというコマンドで付け外しができる。-Rオプションもあるので下位階層まで一気に変更する。フラグの意味はあまりよく調べなかったが、全部のフラグを外したあと chmodすると全部変更できた。そして regza見ると、今まで再生出来なかったものも再生できた。
regzaで不要な録画(去年wowowで無料放送していたERの1-3とか...涙) を消したあと再び Ubuntuを起動。1TBHDDの残りをコピーして終了。ま、とりあえず重要な奴はコピーできてよかった。
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