なんで玲二だけを殺す必要があったのか。
次の物語へ引き継ぐ可能性をかけての終わり方だったとしたら、それも見え透いていて気分が悪い。
サイレンサーを付けていたとはいえ、エレンにそれが知れなかったとは思えない。薬莢も落ちていたぐらいだし。
エレンは肩越しにその気配を感じ、その刹那に心のタガが外れ、笑顔のまま夕闇まで空を見続けていた。生きる理由を失ったが自ら死にゆく理性も失う。玲二とエレンが過去を探る旅を続ける6ヶ月の間にインフェルノには第二のサイスの様な人物が現れ、玲二を殺すことでエレンをアインに変えることを目論み、実行する。その結果、また意のままに動く殺人人形を手に入れ、次の物語に続く。
なんて言うのを想像したが、それはその次の物語で語ればいいのにと思う。
意味深に通り過ぎた荷馬車のあと、シーンは夕刻となり、草原に横たわり安らかな顔で眼をつむる玲二の隣で手を握って笑顔で夕空を見続けるエレン。そんな感じで終わってくれれば...。
次に物語が続くのかどうかもわからず、意味もわからず殺された玲二が不憫でならない。と、年甲斐も無くアニメを語ってしまった。いや、眠れなくて。ベッドに入っても足下に2匹の猫がいて邪魔で寝にくいし。
Phantom - Requiem for the Phantom
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